2009年 07月 29日
“8月の夏休み”
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家の中では 連日 3ニャンによる大運動会
オレも負けじと 走り回るが
あいつらのすばしっこさときたらない
昨日も ネムケマナコをこすりながら 書いたけど
7月中の夏って ほんと素晴らしい
まだあとまるまる ひと月残ってると 思うとワクワクする
でも もう学生じゃないし よく考えたら夏休みなんてない
そしてさらに言うなれば
8月の侘しさが ボクは好きだったんだ
盆近くになると
おばあちゃんとそうめんを思い出す
そして大阪の河と灯籠流しも
大阪の河と言えば 宮本輝を思い出す
そしたらセットで なぜか開高健の日本三文オペラを思い出す
そうか きっと 8月の夏は 思い出す月なのじゃないか
それぞれの場面に想い出が残って
大きくなって思い出して
物思いに耽ったり
懐かしんで 涙するのだ
8月には1、2日学校にいかないと行けない
ボクは小学校までの道のりに
道路にたゆたう 夏の蜃気楼を見た
見上げる街並 住宅地の窓には
いっさい人影を感じない
あの感じをたまに強く思い出す
孤独とも寂しさとも なんとも言えない 風情
ボクは きっとあの瞬間 あの路地で
たったひとりの地球人だったんだ
by cojilous
| 2009-07-29 10:07
| うわごと